- ホーム
- 経営計画作成サポート
経営計画作成サポート
計画を作成するにあたっての注意点
夢を描くことは大切です。しかし、その夢は明日にでも形になるものでしょうか?
かかるとしたらどのくらいの時間ですか?
絵に描いた餅と言われないためにも、夢が形になる条件を数字で確認してください。
客単価・理想客数・物品販売・曜日別売上高など小さな項目は、現実可能な目標からスタートさせ、目標を大きくしていく方法も一緒に考えてまいります。
計画作成の際に大事にしていること
オーナー様の想いや熱意が相手に通じる形で現れているかです。
もちろんコンセプトと、その先にある具体的な顧客への意識、客層・客単価も大切です。
税理士と融資の関係
融資を受けられるかどうかのポイントは事業計画書です。
コンセプトや収支計画などから、実際の融資の返済計画が可能であるかどうか、各数値(予想売上・固定費・人件費など)のつじつまが合っているかも大切です(オーナー様一人が接客担当で席数が3つ、1日30人の売上を計画しているなど)。
事業計画書が絵に描いた餅にならないよう、税理士など専門家の視点を介することによって金融機関などからのチェックに耐えられる計画書が作成できます。
融資の決定は、返済の可能性があるかどうかが重要な判断基準です。オーナー様の夢に確実な数字が加わった計画書をつくることができるエキスパートが税理士なのです。
1 融資を受けやすくするためのポイント
- オーナー様の事業に対する情熱だけが特出していないか。
- コンセプトがぼけていないか。
- 収支計画が実現可能なシミュレーションを持って説明できるか。
こういった視点で点検する第三の眼が必要です。
2 資金繰りを上手くするポイント
正確な収支を把握すること。
日々の売上と、支払い日程の順序と金額のバランスがとれているかを把握することが大切です。
経営という視点で金銭を見ていくと、今まで体験や意識しなかったお金の動きが出てきます。
この管理を明確に簡単にすることが資金繰りをうまくやることにつながります。
当事務所では、個人事業主・法人を問わず使いやすい経営ソフトをご提案し、オーナー様の技術と経営意欲をサポートしております。
無理のない返済計画を組むこと。
事業計画書に現れる返済計画は、実質的な経営の中で正確な金銭の流れを把握していないと実施が難しいものです。
当然のことながらオーナー様のお給料や蓄えといったものも、人生設計として意識していただきたい部分です。開業当初は辛いものですが、その辛さから開放される日の「計画」も立てる金銭管理が大切です。
人的投資・設備投資・広告など一定の範囲内におさめる。
経営を始めると、設備などにお金を払って経理処理は終わっているはずなのに、「次の期にもその数字の何%かが残っている!」ということに気づくことでしょう。
経営では買った美容機器などに、ある一定の数式に当てはめ「財産」とする考え方があるのです。それには、購入して数年は税金がかかる場合もあります。思わぬ税金を納めることになる場合もあります。お気をつけください。
スタッフさんも「今だけのヘルプ」「将来独立させる」「一緒にグループを展開する」などその資質によって対応も変わることと思います。しかし、事業の行く道を考えた計画を再度見直し、本当に必要な時期を見定めることも大切です。
そういった経営の適正な「時期」を管理するのも数字です。購入・雇用の前に、数字を見ながら税理士に相談する習慣をつけることは、長く経営を続けていく秘訣になるとも感じます。